「自分だけは安全」と思っていると、
思わぬ事件に巻き込まれてしまう、
そういう時代になってしまいました。
自分の身を守るためには、各個人が普段から危機管理意識を高め、
防犯や護身のスキルを身に付ける必要があります。
この講座では、ボディーガードが
実際に依頼人を護るために使う知識や技術を紹介し、
自分の身は自分で護るという基本を指南します。
危険とは何か?ということを認識した上で、
オフィスや家庭で予めできる防犯対策から、
今すぐ使える護身技術を習得できます。
講師の菅谷 将宗 氏は、身を護る専門家で、
テレビ東京「実録 世界のミステリー」でも
出演・コメントするなど活躍されている方です。
是非この機会に、防犯・護身の知識を得て、まさかの時に備えてください。
はじめまして。株式会社VIA代表の菅谷 将宗と申します。
弊社は、危機管理専門にマネジメントをする会社です。
企業様に対しては、セキュリティー強化のためのアドバイス、危機管理マニュアルの作成、
ほかにも、イベント等のスポットごとにセキュリティー管理者の派遣、
個人のお客様には、ボディーガードなどもしております。
この講座では、プロのボディーガードとして、
会社・ご家庭で使える護身術についてご説明をいたします。
第1部では、犯罪についての基礎知識
第2部では、オフィスでの防犯
第3部では、自宅での防犯
第4部では、自分自身の護身テクニック
第1部では、まず犯罪とはどういうものか、という基礎知識について
お伝えします。
犯罪の発生する過程や犯罪者の行動などを分析することにより、
防犯対策がたてやすくなります。
第2部のオフィス、第3部では自宅というテーマでお話しております。
自宅とオフィスは似ているように思えるかもしれませんが、
まったく性質の異なるものですので、それぞれの防犯の考え方について
お話したいと思います。
そして第4部「自分自身の護身テクニック」では、
色んなクイズ形式、もしくは実技を交えて、
護身のテクニックについてお伝えいたします。
まずみなさんに認識していただきたいのは、
「日本は、危機管理についての後進国」ということです。
安全のために投資をしたことのない企業様も多く見受けられます。
「自分だけは安全だ」と信じているからですが、
その安全には全く根拠がありません。
なにかあったら警察が何とかしてくれると考えている方も
非常に多くおられますが、
最近のストーカー事件のように、
警察に通報しても動いてもらえず、最悪の結果になるケースもあります。
警察の仕事は、法を犯した人間を捕まえて司法の裁判の場に
引き渡す、ということです。
本来、警護や危機管理、法に触れるか触れないか手前の部分について
警察が介入することはできません。
理由は、民事不介入という法律があるからです。
つまり、なにかあってからでしか警察は動きません。
いくら危険を察知しても、自分の身を守るのは自分しかいないのです。
危機管理で大事なことは、自己責任と自己管理です。
「自分自身でどのように身を守るのか」
「どうすれば安心して生きられるのか」
この講座で、その疑問が解消されることと思います。
みなさんに、危険回避の方法や考え方を知っていただき、
ご自身の安全を守れるようになることを願います。
株式会社VIA 代表 菅谷 将宗
- 危険を回避するには、どのように行動すればよいか?
- 不審者を見分けるコツとは?
- 不審者への対応はどのようにするべきか?
- 自宅やオフィスで、どの部分に防犯を強化するべきか?
- 侵入される前の兆候に気付くコツとは?
- 実際に不審者に相対した時の最善の護身技術とは?
- 不審電話やいたずら電話に対する対応の仕方とは?
- ピンチの時にはこんな日用品でも武器になる!
- 自宅用の護身用具で一番おすすめなのは何か?
- 不審者への実践的な護身術
前に立ちはだかれたとき
後ろから抱きつかれたとき
横から引っ張られたとき
車に引きずり込まれたとき
いきなり押し倒されたとき
凶器で脅されたとき
第1部では、犯罪の発生する過程や 犯罪者の行動などの基礎知識、
第2部では、オフィスにおける防犯の仕方についてお伝えいたします。
犯罪の発生する過程や犯罪者の行動などを分析することにより、
防犯対策がたてやすくなります。
第1部 犯罪の発生する過程や犯罪者の行動などの基礎知識
日本は、「危機管理後進国」/犯罪が起きる条件 /犯罪が起きるまでの過程
犯罪が起きつつある徴候/犯罪者の心理/犯罪者の行動/不審者の定義
不審物とは/不審物対処法
第2部 オフィスにおける防犯の仕方
オフィスの環境/防犯設備の種類/防犯設備の設置条件/侵入の手口と徴候、
形跡/不審者への対応/攻撃に対する物理的な対応/避難経路の確保について
室内での防御/不審電話の対応の仕方
第3部では、住居における防犯の仕方、
第4部では、自分自身の護身テクニックをお伝えします。
不審者に絡まれた時の状況を具体的に想定し、色んなクイズ形式、
もしくは実技を交えて、分かりやすく説明しています。
第3部 住居における防犯の仕方
住居の環境(戸建住宅の場合)/住居の環境(集合住宅の場合)/
防犯設備の種類/防犯設備の設置条件/侵入の手口と徴候、形跡/
不審者への対応/襲撃に対する物理的な対応/避難経路の確保について/
室内での防御/いたずら電話の対応の仕方
第4部 自分自身の護身テクニック
犯罪者の目的/犯罪者の情報収集行動 -ストーカーの行動例-/
尾行と待ち伏せ/盗聴と盗撮/歩行中の環境について/
電車の中の環境について/車内の環境について/エレベーター、
エスカレーター、階段/訪問先、マンション入り口/つきまとい対策/
犯罪者の情報の盗み方/最善の護身術とは?
護身術実践編 「前に立ちはだかれたとき」/「後ろから抱きつかれたとき」/「横から引っ張られたとき」「車に引きずり込まれたとき」/
「いきなり押し倒されたとき」/「凶器で脅されたとき」
1973年 東京都生まれ
1996年 獨協大学外国語学部フランス語学科卒業
危機管理を専門分野とし、個人・企業を対象に
危機管理コンサルタント、ボディガード、
セキュリティ・インストラクターとして活動。
防犯、防災、事故の実践的対応という面から、
危機管理の目的と仕組みを論理的に説き、
その知識の使い方を実践形式でさらに理解を
深めてもらうべく「ノウハウのツール化」を指導。
綜合警備保障(現ALSOK)、
個人ボディーガード事務所、
大手外資系信販会社プロジェクトマネージャー、
ヒルトンホテルのセキュリティーマネージャーを経て
危機管理コンサルタンティング会社㈱ブイアイエーを設立。
また、個人向け護身術クラブSDTC(Self Defense Tactics Club)を運営。
【資格】
警備員指導教育責任者資格、防犯診断士、防犯設備士、メディックファーストエイド(国連世界安全機構認定救急法)公認インストラクター、不当要求防止責任者、元IBA(国際ボディーガード協会)会員、セキュリティ・オーガナイザー/ディレクター、セキュリティ・コンサルタント、ボディーガード(イスラエル危機管理専門会社認定)、安全管理者、防火管理者等。
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1963年 東京都生まれ
駒沢大学法学部卒業
テレビ・舞台などでタレントとして活躍。
95年アメリカの犯罪防止ボランティア
“ガーディアン・ エンジェルス”の日本上陸を知り、
メンバーとなる。
育成担当部長、東京支部支部長などを経て、
2003年理事に就任。その後退任し、現在に至る。
1963年
1995年
1996年
1997年
1998年
2000年
2003年 |