従来のマーケティングでは、「何を」「誰に」「どうやって届けるか」
ということが優先されていました。
しかし、お客様がインターネットで専門家を探すようになった現在では、
「誰が」という部分が非常に重要です。
この「誰が」というのが「プロフィール」なのです。
つまり、「プロフィール」で、お客様のハートをぎゅっと掴むことができれば、
仕事の相談や依頼をいただくことができるのです。
ほとんどの方は、プロフィールに業務や実績を掲載していることでしょう。
これだけでは、お客様が他の専門家と比較検討するときに埋もれてしまいます。
どんなにずば抜けたスキルや実績があっても、
お客様の心に届くようにプロフィールがしっかり書かれていなければ、
認識してもらえません。
お客様はブログやフェイスブックを隅から隅までじっくり読む時間がないからです。
インターネット上にあるプロフィールは、
自分の知らない間に、多くの人に見られています。
仕事で外出しているときも、夜寝ているときも見られているのです。
にもかかわらず、「仕事の依頼が来ない」「相談が来ない」というのは、
プロフィールで読み手の心を動かすことができていない、と考えられます。
大事なのは、
「読み手が、自分のプロフィールを読んで何を思うか」
「読み手が、どういう目的で読んでいるのか」
という点です。
これを強く意識してプロフィールを作成する必要があります。
ところで、出版社の編集者が著者候補を選定する際、
何を基準にするか御存知ですか?
何枚もの分厚い資料や企画書ではなく、
A4用紙たった1枚なのです。
この1枚の紙には、
本のタイトル、趣旨、目次案とプロフィールが書かれています。
これだけで出版できるかどうか評価される、と言われています。
本の切り口の面白さはもちろん必要ですが、
それを書くに値する著者なのかどうかを、プロフィールで判断するわけです。
ブログやフェイスブックも同じことが言えます。
利用者は増えていますが、
ご自身のプロフィールをきちんと書いている方はまだまだ少数です。
逆に考えると、プロフィールをしっかり書いていれば、
同業と差別化ができるのです。
そして、プロフィールを改良すると反応率が変わります。
最初は小さな相談や取材、執筆かもしれません。
小さな変化でも、プロフィールに追加・改善をしていくと、
お客様から注目を浴び、相談したくなる実績になります。
このように、「仕事につながるプロフィール」には書き方のコツがあります。
ぜひ、この講座で一生使えるプロフィール作成法をマスターしてください。